商品説明
浅間山麓の山小屋で週末を過ごすこと30年、自然と向きあいながら「血のつながらない新しい家族の形態」を模索してきた詩人が、東日本大震災発生で何を考え、どう行動したか。津軽三味線奏者2代目高橋竹山とともに被災地をめぐり、東北民謡発祥の地を訪れ、海から山を、山から海を思う。詩集『明日』により第20回萩原朔太郎賞を受賞した著者が綴った詩文集。
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収録内容
1 | 1(未来からの記憶 |
2 | 遠い声にうながされて) |
3 | 2(ラッシュ・グリーン |
4 | 白樺キャンドル |
5 | 「雪山讃歌」とメロディライン |
6 | 壁を塗る |
7 | 秋の音 |
8 | 民謡を作るということ |
9 | ミステリアスなアイラ島) |
10 | 3(祈りとエロスと生命力と |
11 | 明日 |
12 | 国破山河在 |
13 | 死者の魂お招くこと |
14 | 次郎よ、次郎の泣き虫め! |
15 | 言葉が人を動かす |
16 | それでも、海は壊れていない―畠山重篤さんを訪ねて |
17 | 「風のブランコ」と腐葉土を見つめて |
18 | 瓦礫の下から唄が聴こえる |
19 | 声たち(大船渡市・下船戸) |
20 | 東北民謡を巡る旅 |
21 | どこへ走るのか―震災後の表現の行方 |
22 | 三月という残酷な月 |
23 | 鏡の上を走りながら) |