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本/雑誌

ヨーグルトとブルガリア 生成された言説とその展開

マリアヨトヴァ/著

5500円
ポイント 1% (55p)
発売日 2012/10/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1380303
JAN/ISBN 9784862492111
メディア 本/雑誌
販売東方出版
ページ数 313

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

激動する国家で人びとの誇りを支えた伝統食。社会主義化とその崩壊、それぞれの時代にブルガリアのヨーグルトは特別な意味を持ってきた。人民食、技術ナンバーワン、日本での受容と再帰。さまざまにこめられた民族の思いを描く。ヨーグルトのナショナル・アイデンティティ化過程における日本の役割を明らかにし、ブルガリアの人びとにとって、自己肯定化のために「日本」という他者がいかに重要な存在であるかを示した。

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    収録内容

    1 序論 本書の目的と問題の所在
    2 第1章 科学研究におけるヨーグルトの「長寿食」言説と「ブルガリア起源」言説(研究対象としての乳製品
    3 ブルガリアの伝統文化としてのヨーグルト
    4 言説の生成装置としてのヨーグルト研究)
    5 第2章 社会主義期における「人民食」言説と「技術ナンバーワン」言説(社会主義的近代化にともなう社会変化
    6 ヨーグルトをめぐる「人民食」言説
    7 ヨーグルトの「技術ナンバーワン」言説
    8 テクノクラートが回顧する「技術ナンバーワン」言説)
    9 第3章 日本における「聖地ブルガリア」言説と「企業ブランド」言説(日本における乳食文化の歴史
    10 愛好者間における「聖地ブルガリア」言説
    11 大阪万博おけるヨーグルトの「発見」
    12 明治乳業による「企業ブランド」言説)
    13 第4章 ポスト社会主義期におけるヨーグルトの諸言説(民主化以降のヨーグルトの生産と消費
    14 国営企業による「日本ブランド」言説
    15 多国籍企業による「祖母の味」言説
    16 ベテラン社員による「乳業の真珠」言説
    17 地元の女性による「ホームメイド一番」言説)
    18 結論(ナショナル・アイデンティティとしての伝統食品
    19 自国文化の独自性としてのヨーグルト
    20 ブルガリアの「重要な他者」としての日本)

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