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商品説明
「研究ノート」や「詩作ノート」など、未発表資料を紹介しつつ、これまで世にあまり知られていない側面に光をあて、「加藤周一とは何か」という問いに答え「加藤周一の生き方」の基本に迫る。
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収録内容
1 | 第1章 一万頁の「ノート」が語る―加藤周一の「理由のある自信」 |
2 | 第2章 相聞の詩歌を詠むとき―「詩作ノート」『薔薇譜』そして『幻想薔薇都市』 |
3 | 第3章 あり得たかもしれない三つの人生―『三題噺』考 |
4 | 第4章 いかにして加藤周一は「加藤周一」になったか―『羊の歌』「『羊の歌』その後」 |
5 | 第5章 談論は風発する―対談の愉しみ、講演の悦び、会話の娯しみ |
6 | 第6章 諧謔と諷刺と遊び心と―「真面目な冗談」の心性 |
7 | 第7章 観客との連帯―築地小劇場から『富永仲基異聞 消えた版木』へ |
8 | 第8章 読者への恋文―「あとがき」考 |
9 | 第9章 林達夫と加藤周一―「読む人」と「書く人」 |
10 | 終章 「加藤周一」とは何か―その基本的立場 |