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本/雑誌

生権力の歴史 脳死・尊厳死・人間の尊厳をめぐって

小松美彦/著

2640円
ポイント 1% (26p)
発売日 2012/11/22 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1383468
JAN/ISBN 9784791766789
メディア 本/雑誌
販売青土社
ページ数 438

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

なぜ脳死が人の死とされるのか、なぜ尊厳死が推進されるのか。「人間の尊厳」の系譜を、ギリシア哲学やキリスト教神学からたどり直し、生権力の淵源に迫る画期的な著作。

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    収録内容

    1 第1章 尊厳死法制化の歴史構造―その多面的検討(安楽死と尊厳死の諸相
    2 尊厳死法制化の思想と制度的背景
    3 自己決定権という罠、尊厳死推進真意
    4 おわりに)
    5 第2章 「人体革命」の時代―「人間の尊厳」概念と「自己決定権」への批判的視座(「人間の尊厳」概念の再構築へ
    6 自己決定権の現実的・歴史的な問題
    7 自己決定権の原理的な問題と「共鳴する死」
    8 おわりに)
    9 第3章 爛熟する生権力社会―「臓器移植法」改定の歴史的意味(「脳死=人の死(の基準)」の展開史
    10 日本の医療・福祉の縮減化の沿革―尊厳死法制定へ
    11 臓器移植法改定の思想―コント・スポンヴィルの諸説を通じて
    12 臓器移植法改定と生権力
    13 おわりに)
    14 第4章 フーコーとアガンベンの終わりなく遠ざかる消失点―生権力論を錬磨する(フーコーの忘れ物
    15 アガンベンの骨格―『ホモ・サケル‐主権権力と剥き出しの生』
    16 「ホモ・サケル」プロジェクトと『開かれ―人間と動物』
    17 アガンベンの世界変革の理路―「空虚」・「無為」・「潜勢力」
    18 アガンベン生権力論の異彩と撞着
    19 おわりに)
    20 第5章 生権力の厳かな発動源―「人間の尊厳」概念の歴史的検討(「人間の尊厳」概念の系譜1―ピコとその後裔たち
    21 「人間の尊厳」概念の系譜2―ハイデガーの蹉跌
    22 「人間の尊厳」概念の爆裂―強制安楽死・ユダヤ人大量殺戮の思想構造
    23 戦後世界への浸透―世界人権宣言・フレッチャー・生命倫理
    24 おわりに)

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