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商品説明
室町時代のお伽草子に光をあて、時代を生きる庶民の経済観念、権威への抵抗意識、宗教観、異類に代弁される生活の様子、女性の生き方など作品が描き出す、中世の人々の心と姿を明らかにする。
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収録内容
1 | 御伽草子にみる「富」について |
2 | 『善教房絵詞』―届かない念仏の架け橋 |
3 | 『福富草紙』―嘲笑と諷刺 |
4 | 『おようの尼』絵巻―梵字の謎 |
5 | 『毘沙門の本地』の天界遍歴譚―星の伝説と信仰 |
6 | 『宝蔵絵詞』―熊野・切目王子伝承 |
7 | 『精進魚類物語』擬人名考―笑いの合戦記 |
8 | 『精進魚類物語』擬人名考―笑いの合戦記・追考 |
9 | 『鼠の草子(鼠の権頭)』―怪婚譚と女性 |
10 | 『鼠の草子(鼠の権頭)』―中世の嫁入り行列〔ほか〕 |