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商品説明
ナイルの氾濫で失われた耕地を測量するために、人類は面積の存在に気づいた。はじめは「縦×横」ではなく、労働時間や収穫量が基準となった。やがて抽象的な面積概念が発達し、論証図形学が誕生する。体積、仕事量、曲線の長さなども積分によって求めることが可能になった。面積が数学になるまでの過程をたどる。
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収録内容
1 | 第1章 度量衡の誕生(バビロニア |
2 | エジプト ほか) |
3 | 第2章 面積の発見(面積とは |
4 | 労働で測られた面積 ほか) |
5 | 第3章 面積の展開(『九章算術』をよむ |
6 | 三平方の定理 ほか) |
7 | 第4章 面積概念の発展(一般曲線の囲む面積 |
8 | 区分求積法 ほか) |