本/雑誌
萩原朔太郎「意志」の覚醒
堤玄太/著 勝原晴希/編 安藤宏/編 山下真史/編
4180円
ポイント | 1% (41p) |
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発売日 | 2012/12/06 発売 |
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商品説明
敗北とは「意志」の挫折ではなく、宿命に従うとは「意志」の喪失ではない―朔太郎がその著作活動で迎えた劇的な転機に注目し、「本当の意志」への覚醒によって変貌していく作家像をとらえる。ほかに、室生犀星・佐藤惣之助・金子光晴論、メディアや歌の翻訳に関する論考などを収める。
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収録内容
1 | 1(萩原朔太郎「意志」の覚醒 |
2 | 萩原朔太郎「情緒」の別れ―昭和四年の朔太郎ノート |
3 | 「漂泊者の歌」試論―旧約聖書受容の側面から |
4 | 萩原朔太郎の恋愛詩を考える準備として―初期詩篇を読むための一素描 |
5 | 『新しき欲情』ノート |
6 | 大正一二年の萩原朔太郎―女性・他者・個人主義を巡る試論) |
7 | 2(『鉄集』小考―室生犀星における詩と小説の解明のために |
8 | 佐藤惣之助と『日本詩人』 |
9 | 金子光晴のアジア―マレー半島での意識の転位を中心に |
10 | 「うたう」メディア戦略―『キング』版「愛国百人一首」を中心とした一素描 |
11 | 『愛国百人一首』を読む |
12 | “翻訳”という冒険―小学唱歌からj‐popまで |
13 | “ともだち”の行方―近代文学から考える日本の一〇〇年(素描)) |