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商品説明
天地創造にはじまる創世紀の時代から、カナンの地の侵略と殺戮のヨシュア記の時代までは、主なる神が主導する歴史であったが、士師の時代になると、神は積極的な歴史への関与を控えはじめる。それが一段と顕在化するのが、神が王の登場を容認した、サウロ、ダビデ、ソロモンの王の時代である。ヘブライ語旧約聖書、ギリシア語訳聖書、ヨセフス『ユダヤ古代誌』の再話を丁寧に比較検討しながら、この時代の実像にせまる。
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収録内容
1 | 第1章 イスラエルの王政のはじまり(サウロ、父の驢馬を探しに行き、サムエルと出会う |
2 | サムエル、サウロに油を注ぐ ほか) |
3 | 第2章 ダビデ物語(上)(サムエル、ベツレヘムでエッサイの子ダビデに油を注ぐ |
4 | ダビデ、サウロのもとへ行く ほか) |
5 | 第3章 ダビデ物語(下)(ダビデ、サウロの死を知る |
6 | ダビデ、ヘブロンでユダの王になる ほか) |
7 | 第4章 ソロモン物語(ソロモンの即位と粛清 |
8 | ソロモンの神殿と王宮) |