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文学研究のマニフェスト ポスト理論・歴史主義の英米文学批評入門

三浦玲一/編著 遠藤不比人/〔ほか〕著

2200円
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発売日 2012/12/21 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1399425
JAN/ISBN 9784327472290
メディア 本/雑誌
販売研究社
ページ数 205

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

グローバル化と格差社会の進行、地球規模のポピュラーカルチャーの発達により「文学」の定義は変容しつつある。新自由主義化のなかで21世紀の「批評」に何ができるのか。批評の現在が提示する、新しい「政治」。

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    収録内容

    1 1 文学にとって美とは何か―モダニズムの崇高な対象(『ユリシーズ』における昇華、「モダニズムと帝国主義」の可能性)
    2 2 文化研究以降のマルクス主義批評―文化とその不満(教養小説の終わりと「怒れる若者たち」)
    3 3 イデオロギーとしての(ネオ)リベラリズム―「文学」の成立と社会的な想像力の排除(『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の現在とコーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』)
    4 4 なぜ作品を精読するのか―新批評、冷戦リベラリズム、南部文学と精読の誕生(トランスパシフィックな国語教育と川端康成)
    5 5 隠された「世界」を読む地政学的読解―帝国、インターナショナリズム、グローバリズム(米国フォーディズムのディストピア、あるいは、『すばらしい新世界』のエコノミー)
    6 6 精神分析は普遍的なのか―「文学」「理論」「歴史」を内破させる「死の欲動」(キャサリン・マンスフィールド「至福」のフロイト的言語をめぐって)
    7 7 ポストコロニアリズムは終わったのか―対位法の時空間(歴史を読む/サイードを読む)

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