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商品説明
『正倉院文書』に登場する下総国海上郡の他田神護。彼ら古代の地方豪族は、激動する時代のなか、いかにその家系を存続させてきたのか。古代豪族のあり方や地方支配のしくみを探り、古代史を貫く地方豪族の実態を描く。
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収録内容
1 | 他田神護の願い―プロローグ |
2 | 倭王権の成長と地方豪族(前方後円墳体制と下海上地域 |
3 | 倭の五王とその時代 |
4 | 中央集権体制への胎動 |
5 | 推古朝の達成と限界) |
6 | 律令制地方支配のなかで(乙巳の変と評制の施行 |
7 | 郡司とは |
8 | 郡支配を支えたもの |
9 | 受領と郡司) |
10 | 郡司氏族の行方(天慶の乱と武者の出現 |
11 | 国衙支配の確立 |
12 | 西国国衙の展開) |
13 | 神護の後裔―エピローグ |