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商品説明
「裁判の場で方言はふさわしくない」という裁判官の発言を受けて、裁判傍聴に通いつめ明らかにした、本邦初の「法廷における方言」に関する研究書。機能・権力・言語権の視座から分析し、沖縄やアイヌの言語をめぐる裁判、韓国やアメリカでの書記言語等についても言及しながら、方言で話す権利「方言権」を主張する。あわせて今後の裁判員制度における方言の活用を提案する。
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収録内容
1 | 第1章 本研究の目的・意義・方法など |
2 | 第2章 法廷における大阪(関西)方言の機能 |
3 | 第3章 方言の記録をめぐる問題 |
4 | 第4章 権力・権威の視座より |
5 | 第5章 言語権・方言権の視座より |
6 | 第6章 臨床ことば学の立場から |
7 | 第7章 本研究の問題点と課題など |