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商品説明
朝鮮通信使との詩文応酬、そして金印の鑑定で知られる亀井南冥。町医より福岡藩西学問所甘棠館館長に抜擢され、亀門学を創始。六代目の孫にあたる著者が、明治に入り渋澤栄一により再評価された『論語語由』の現代性を読解、「儒侠」とも呼ばれた人間像に迫る。
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収録内容
1 | 1 『論語語由』にとっての知己・渋澤栄一(亀井南冥を見出した渋澤栄一 |
2 | 南冥説が多く出てくる「渋澤論語」 |
3 | 『論語語由』はなぜ選ばれたか―極論を避け、体裁のスマートさ |
4 | 「渋澤論語」に引用された『論語語由』(上) |
5 | 「渋澤論語」に引用された『論語語由』(中) |
6 | 「渋澤論語」に引用された『論語語由』(下)) |
7 | 2 亀井南冥の生涯(その筆太の生涯―麒麟児と子煩悩の父 |
8 | 永富独嘯菴との出会いと蜚英館 |
9 | 朝鮮通信使一行との詩文応酬 |
10 | 亀井南冥の儒学の脈絡 |
11 | 南遊紀行と島田藍泉 |
12 | 古医学の系譜 |
13 | 破格の抜擢―甘棠館祭酒 ほか) |
14 | 3 南冥と昭陽―亀門の形成(郷党が築いた南冥像 |
15 | 実像ばかりでなかった南冥像 |
16 | 亀門の形成(文の昭陽 |
17 | 詩の南冥 |
18 | 調和の妙) |
19 | その後の亀門 |
20 | 亀井南冥、ここが偉かった) |