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商品説明
歴史において変わらない人間の在り方とは何か。大震災の記録には多くの“貢献”する態度で働く“人間”が描かれている。藤沢周平の作品世界にも共鳴するこの“貢献人”という人間像から、われわれの“人間”としての「これから」への普遍的な基盤を探る。
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収録内容
1 | 1 本書の問い―「貢献人」という人間像をめぐって‐および「貢献」・「人間」の語義について(“貢献”する態度と“人間”であること |
2 | 「貢献」・「人間」の語義について) |
3 | 2 本書の問いが立てられる背景―東日本大震災の記録を顧みて(「いま」の状況における態度の取り方への問いと答えについて考える) |
4 | 3 「貢献人」という人間像への問いに対する原理的な答え(「ホモ・コントリビューエンス」 |
5 | 「同胞の精神」をめぐるキリスト教的伝統 |
6 | 「愛」をめぐる儒教的伝統) |
7 | 4 藤沢周平の作品世界における「貢献人」という人間像(藤沢周平の作品世界における「にんげん」の捉え方と“貢献”する態度の描写) |
8 | 5 本書の問いへの答え―“貢献”する態度と“人間”として生きるということ(東日本大震災の記録・原理的な立場(「貢献心」・キリスト教的伝統・儒教的伝統)・藤沢周平の作品世界はわれわれに何を示唆するか) |