本/雑誌
植民地朝鮮と宗教 帝国史・国家神道・固有信仰 (日文研叢書)
磯前順一/編著 尹海東/編著
4180円
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発売日 | 2013/01/28 発売 |
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商品説明
帝国史における宗教と近代。天皇制国家のもと、植民地と宗主国を往還する宗教諸政策。西洋的な宗教概念が日本経由で移入され、人々の日常生活が分節化されていく。キリスト教と仏教、国家神道とシャーマニズム。ポストコロニアル研究を東アジアの近代経験から捉え直した、日韓の研究者による共同研究の成果。
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収録内容
1 | 「帝国史」として「宗教」を論ずる |
2 | 第1部 宗教概念と帝国史(一九一〇年前後における「宗教」概念の行方―帝国史の観点から |
3 | 日本帝国時代における宗教概念の編成―宗教概念の制度化と内面化) |
4 | 第2部 日常生活における宗教布教(一九一〇年代、崔重珍の自由教会とその周辺―「蓄妾」と「祭祀」問題をめぐって |
5 | 植民地朝鮮における日本仏教の社会事業―「植民地公共性」を手がかりとして) |
6 | 第3部 国家神道と類似宗教論(宗教概念と国家神道論―“帝国=植民地”を射程に入れて |
7 | 朝鮮総督府の神社政策と「類似宗教」―国家神道の論理を中心に) |
8 | 第4部 国家神道と固有宗教論(植民地朝鮮における宗教概念をめぐる言説編成―国家神道と固有信仰のあいだ |
9 | 「方法」としての崔南善―普遍性を定礎する植民地) |
10 | 第5部 朝鮮民俗学と固有信仰(日本人の「朝鮮民俗学」と植民主義―民間信仰論を中心として |
11 | 日本帝国時代における巫俗言説の形成と近代的再現) |
12 | 「植民地近代」と宗教―宗教概念と公共性 |