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商品説明
環境考古学の創始者、安田喜憲。花粉分析により文明と環境の関係を解き明かすという、新たな学問分野を開拓できた要因はどこにあるのか。本書では、学問の面白さに目覚めた幼少期から、仙台での学生生活、不遇な研究生活を述べたうえで、いかにして環境考古学を打ち立てていったかを述べ、未来の文明のあり方について見通しを示す。
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収録内容
1 | 第1章 三つ子の魂百まで(同時代性の認識 |
2 | 命の連鎖を繋ぐ |
3 | 人を呪わば穴二つ |
4 | 風土的過去を背負って生きる |
5 | 幼少時代に人生の核心は形成される |
6 | 日本の漂流第三の危機の時代を生きる) |
7 | 第2章 東北の森と海に救われた(自己否定の時代 |
8 | 東北の森と海に救われる |
9 | 学問への憧憬 |
10 | 師を変えたら不遇の学問的生涯を送る) |
11 | 第3章 ラクダの時代(広島大学時代 |
12 | 環境考古学の誕生 |
13 | 生命観の相違を無視した学問との対決 |
14 | 地中海文明の研究 |
15 | 地獄で聞いた仏の声) |
16 | 第4章 ラクダからライオンになった(朝日が昇ってきた |
17 | 文明と環境プロジェクト |
18 | 長江文明の探究 |
19 | 国際日本文化研究センター) |
20 | 第5章 年縞の発見と環境考古学の新たな展開(気候変動研究の画期 |
21 | 年縞が解明する新たな歴史 |
22 | 地震予知に画期) |
23 | 終章 これからの目標 |