本/雑誌

思想としての「医学概論」 いま「いのち」とどう向き合うか

高草木光一 佐藤純一 山口研一郎 最首悟

4400円
ポイント 1% (44p)
発売日 2013/03/03 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1457750
JAN/ISBN 9784000258784
メディア 本/雑誌
販売岩波書店
ページ数 399

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

先端医療技術の進歩は生命倫理上の難問を人類社会に突きつけ、高齢化の進む中で国民皆保険制度は崩壊に向かい、地域医療は行き詰まっている。この「いのち」の危機の時代に、医学・医療とは何だったのかを根源的に問い直し、現代社会の要請に応える新しい「医学概論」を構想すべく、4人の論者がそれぞれの立場と知見から医学・医療をめぐる問題群について縦横に論じる。

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    収録内容

    1 澤瀉久敬『医学概論』と三・一一後の思想的課題(澤瀉久敬『医学概論』から三・一一後の『医学概論』へ
    2 三・一一後の世界と「近代」的思考の陥穽 ほか)
    3 近代医学・近代医療とは何か(「医学概論」小史―澤瀉久敬と中川米造まで
    4 人はなぜ、どのように治るのか ほか)
    5 医療現場の諸問題と日本社会の行方(先端医療がもたらす未来
    6 医療現場、戦時医学、医学概論―私の履歴書 ほか)
    7 「いのち」から医学・医療を考える(科学・医学・生物学・「いのち」学
    8 医学は「いのち」を救えるか ほか)
    9 シンポジウム 「医学概論」の射程―一九六〇年代から三・一一後へ(東大闘争における最首悟と高橋晄正
    10 インフォームド・コンセントのパラドックス ほか)

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