本/雑誌
思想としての「医学概論」 いま「いのち」とどう向き合うか
高草木光一 佐藤純一 山口研一郎 最首悟
4400円
ポイント | 1% (44p) |
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発売日 | 2013/03/03 発売 |
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商品説明
先端医療技術の進歩は生命倫理上の難問を人類社会に突きつけ、高齢化の進む中で国民皆保険制度は崩壊に向かい、地域医療は行き詰まっている。この「いのち」の危機の時代に、医学・医療とは何だったのかを根源的に問い直し、現代社会の要請に応える新しい「医学概論」を構想すべく、4人の論者がそれぞれの立場と知見から医学・医療をめぐる問題群について縦横に論じる。
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収録内容
1 | 澤瀉久敬『医学概論』と三・一一後の思想的課題(澤瀉久敬『医学概論』から三・一一後の『医学概論』へ |
2 | 三・一一後の世界と「近代」的思考の陥穽 ほか) |
3 | 近代医学・近代医療とは何か(「医学概論」小史―澤瀉久敬と中川米造まで |
4 | 人はなぜ、どのように治るのか ほか) |
5 | 医療現場の諸問題と日本社会の行方(先端医療がもたらす未来 |
6 | 医療現場、戦時医学、医学概論―私の履歴書 ほか) |
7 | 「いのち」から医学・医療を考える(科学・医学・生物学・「いのち」学 |
8 | 医学は「いのち」を救えるか ほか) |
9 | シンポジウム 「医学概論」の射程―一九六〇年代から三・一一後へ(東大闘争における最首悟と高橋晄正 |
10 | インフォームド・コンセントのパラドックス ほか) |