商品説明
「記録」がつくる文化。東アジア有数の情報発信地だった寧波。この港町に残された書物や石碑は何を語ろうとしているのか。蓄積された知に今こそ耳を傾ける。
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収録内容
1 | 第1部 書物がつくる文化(天一閣蔵書楼とはなにか |
2 | 寧波の郷土史料『四明叢書』 |
3 | 語り継がれる記憶と寧波の地方志 |
4 | 思想家の言葉はどのようにして書籍に定着したのか―王陽明を一例として) |
5 | 第2部 知識人たちの記憶と記録(王朝をこえて―宋元交替期の碑刻の書き手たち |
6 | 豊氏一族と重層する記憶 |
7 | 思想の記録/記録の思想―寧波の名族・万氏について |
8 | 寧波という磁場と文学者たち) |
9 | 第3部 場と物が織りなす記憶と記録(石に刻まれた処方箋 |
10 | 墓地をめぐる記憶と風水文化 |
11 | 文化を支える経済のはなし) |