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商品説明
アジア太平洋戦争開始後、日本の施策対象範囲は「大東亜」全域へ拡大した。英米からの輸出入が停止し、大きく変化した内外の状況に対応すべく、大東亜建設審議会が開催され、新たな経済圏設定が検討された。企画院・商工省・陸海軍などの思惑が絡みあう、審議会の答申とその作成過程を分析し、戦時下の「大東亜共栄圏」構想の経済的側面を解明する。
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収録内容
1 | 1 開戦直後の「経済建設」構想(企画院の構想 |
2 | 商工省の対応と「大東亜経済建設基本方策」の審議決定 |
3 | 定まらない「経済建設」構想―第五部会の活動を中心に |
4 | 農産物配置構想の立案―食糧政策を中心に ほか) |
5 | 2 「決戦体制」下の具体的方策(繊維原料増産方策の検討―第一一部会の棉花をめぐる活動を中心に |
6 | 鉱産資源増産の検討―第九部会の活動) |
7 | 終章 戦時下の経済圏構想と帝国日本 |
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