商品説明
「あのこと」のさなかにも書き続けられた『七夜物語』。「あのこと」の後に書かれた『神様2011』、『センセイの鞄』、『真鶴』など代表作を“ゆらめき”の諸相から読み解く。川上弘美の“いま・ゆくえ”を浮き彫りにする書き下ろし。
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収録内容
| 1 | 第1章 川上弘美の出発/現在―「神様」・「草上の昼食」・「神様2011」 |
| 2 | 第2章 蛇(と母)に関する寓話‐実際の話―「蛇を踏む」 |
| 3 | 第3章 せつない純愛/新しい関係―『センセイの鞄』 |
| 4 | 第4章 小説における名前と名指すこと―『ニシノユキヒコの恋と冒険』/『龍宮』 |
| 5 | 第5章 小説内/外における“書くこと”―『真鶴』 |
| 6 | 第6章 ゆっくりと、別れを選ぶ―『風花』 |
| 7 | 第7章 言葉の力、物語の力―『七夜物語』 |
