著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
自分の悲しみや無力さを中心に地球が回っているという「精神の天動説」ではなく、自分自身が世界とともに動いていて、動く世界のなかに存在しているのだという「精神の地動説」に気づくために―。学生たちはアジアを歩き、東北の森に間伐に出かけ、マイノリティ(被差別少数者)をはじめとするさまざまな他者と教室で出会う。
関連記事
収録内容
1 | プロローグ 「精神の地動説」のほうへ |
2 | 第1章 わたしの物語、他者の物語、「みんな」の物語(わたし自身の物語―少年期から青年期の「危機」をめぐって |
3 | 「わたし」と他者の物語を分かちあう―大きな「みんなの物語」にあらがって) |
4 | 第2章 見えない隣人としてのマイノリティ(教室のなかのマイノリティ―見えない隣人と出会う |
5 | 当事者であることを選ぶということ―カミングアウトをめぐる往復書簡 |
6 | 人間の「差別」を考える10のテーマ―若者たちの挑発を受けて) |
7 | 第3章 関係の貧困/孤絶の文化から「現場」体験へ(日本の子ども・若者の自己評価の低さについて―「関係の貧困」と「孤絶の文化」 |
8 | 学びへの誘いとしての「現場」体験―わたしの大学での実践から) |
9 | エピローグ 3・11後を生きる |