商品説明
アジア地域の生きている神話が示す「表現態」と「社会態」を手段に、国境と文字世界の内側に閉じられた現状を脱して古代文学の深層に迫る、『古事記』研究の可能性。
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収録内容
1 | 島生み神話記述の古層と新層 |
2 | 天の石屋戸神話の重層構造―日本古代の祭式と神話 |
3 | 声の神話から古事記をよむ―語型・話素に表現態・社会態の視点を加える |
4 | 歌垣の現場性と万葉恋歌の観念性―証人としての他者と「人目」「人言」 |
5 | 杖と柱―日本神話と「草木言語」の世界(増補版) |
6 | 「忌み」と「なみ」―新嘗・酒波・月次・黄泉の語源論 |
7 | 神話と民話の距離をめぐって―中国少数民族イ族の創世神話の事例から |
8 | 少数民族“ヤマト人” |
9 | 中国少数民族の掛け歌―ペー族 |
10 | 中国湖南省苗族歌文化調査報告 |