商品説明
経済が上向けば、万事好調を装う日本社会。しかし、その先には幾重にも闇が広がっている。食と農を疎かにし、物を崇め、原子力エネルギーに突っ走り…負の部分を見ずに、すべてツケを先送りしてきた、その当然の報いが待ち受けている。ならば、いかに滅ぶべきか、死ぬべきか―敗戦の焼け野原から、戦後日本を見続けてきた作家が、自らの世代の責任を込めて、この国が自滅の道を行き尽くすしかないことを説く。著者渾身の一冊。
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収録内容
1 | 第1章 この世はもうすぐお終いだ |
2 | 第2章 食とともに人間は滅びる |
3 | 第3章 これから起きるのは、農の復讐である |
4 | 第4章 すべての物に別れを告げよ |
5 | 第5章 また原発事故は起こる |
6 | 第6章 滅びの予兆はあった |
7 | 第7章 上手に死ぬことを考える |
8 | 第8章 安楽死は最高の老人福祉である |
9 | 第9章 日本にお悔やみを申し上げる |