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商品説明
情報化の進行は、二〇世紀的な旧来の文化論を過去のものにした―。本書は情報化と日本的想像力の生む「新たな人間像」を紐解きながら、日本の今とこれからを描きだす。私たちは今、何を欲望し、何に魅せられ、何を想像/創造しているのか。私たちの文化と社会はこれからどこへ向かうのか。ポップカルチャーの分析から、人間と情報、人間と記号、そして人間と社会との新しい関係を説く、渾身の現代文化論。
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収録内容
1 | 序章 “夜の世界”から“昼の世界”へ |
2 | 論点1 クール・ジャパノロジーの二段階論―集合知と日本的想像力 |
3 | 論点2 地理と文化のあたらしい関係―東京とインターネット |
4 | 論点3 音楽消費とコンテンツの「価値」 |
5 | 論点4 情報化とテキスト・コミュニケーションのゆくえ |
6 | 論点5 ファンタジーの作用する場所 |
7 | 論点6 日本文化最大の論点 |
8 | 終章 “夜の世界”から“昼の世界”を変えていくために |
9 | 付録 『日本文化の論点』を読むキーワード |