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商品説明
日本のマスメディアは、政府や官庁など「お役所」が発する情報には敏感だが、市民社会で起きていることや市民運動、大衆運動にはあまり関心がない。本書は、欧米の調査報道、市民運動に連携する「パブリック・ジャーナリズム」を紹介しながら、記者クラブ制度に依拠し、お役所の広報紙と化した日本のマスメディア・ジャーナリズムの在り方を脱構築し、市民の視点に立った「公共するジャーナリズム」を提言する。
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収録内容
1 | 第1部 調査報道をルポする(「シティ・リミッツ」―「ウォール街占拠運動」 |
2 | ピュリツァー賞受賞「プロパブリカ」 |
3 | アメリカン大学の調査報道ワークショップ |
4 | 調査報道の老舗「CPI」) |
5 | 第2部 調査報道を理解する(調査報道の歴史と存在意義 |
6 | 調査報道を実践するNPO |
7 | 「公共するジャーナリズム」実践に向けて |
8 | パブリック・ジャーナリズム) |
9 | 第3部 調査報道を実践する(「被曝労働者は捨て駒」―報道写真家の樋口健二さん |
10 | 「市民こそが市長である」―ソウル市長の朴元淳さん |
11 | 「市民の視点」とジャーナリズム) |