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商品説明
最近まで、マヤは好奇の眼差しで見られ、「謎の文明」とされてきた。この「謎」に挑戦し、考古学と関連諸科学の学際的研究が組織されたのは20世紀後半である。旧大陸とは異なる神殿ピラミッド、王権、マヤ文字、農業体系…。さらには、大きな地域差を有した「石器の都市文明」であったことが解明された。この古代マヤの全容を通史として、わが国を代表するマヤ研究者が、100枚を超える豊富な図版を駆使して「新しいマヤ文明観」をいきいきと描いた好著に、最近の発見や現地調査の成果を加えた最新版。
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収録内容
1 | 第1章 「都市なき文明」から「石器の都市文明」へ |
2 | 第2章 マヤ文明の起源―先古典期マヤ文明 |
3 | 第3章 古典期マヤ文明の王権と初期国家群の発達 |
4 | 第4章 「石器の都市文明」を支えた「技術」 |
5 | 第5章 古典期マヤ都市の盛衰 |
6 | 第6章 コパン、アグアテカの事例にみる「石器の都市文明」 |
7 | 第7章 マヤ低地南部の「古典期マヤ文明の衰退」とマヤ低地北部の全盛 |
8 | 第8章 後古典期マヤ文明とスペイン人の侵略 |
9 | 第9章 マヤ文明と現代世界 |