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商品説明
「カクテル・パーティー」によって沖縄初の芥川賞作家となった大城立裕の文学を、デビュー前の習作から近作までを読み解いた意欲作。物語に不穏な空気を醸し出すキャラクター=「不穏でユーモラスなアイコンたち」を起点にした新しい沖縄文学論。
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収録内容
1 | 序論 大城立裕と“沖縄文学”―その立ち位置をめぐる問題 |
2 | 第1章 青春の挫折、“沖縄”、そして複眼 |
3 | 第2章 “沖縄”と自己のはざまで―大城立裕と二つの戦争 |
4 | 第3章 “沖縄”から普遍へ―「戦争と文化」三部作という企て |
5 | 第4章 不穏でユーモラスなアイコンたち―大城立裕における沖縄表象の可能性 |
6 | 第5章 パノラマからレイヤーへ―大城立裕による沖縄戦の表象 |