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商品説明
「ルィセンコ学説」の誤りと現代遺伝学の発展が明らかになっても、終生それを支持しつづけた武谷三男―。高名な「論理の科学者」が示したこの奇妙な態度に潜む、戦後科学思想の隠された一側面とは。
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収録内容
1 | 何故、武谷三男氏の生物学思想を取り上げるのか |
2 | 『哲学は如何にして有効さを取戻し得るか』 |
3 | 日本における第二次世界大戦以前のルィセンコ学説の受容 |
4 | 戦前の唯物論研究会の生物学思想、特に獲得形質の遺伝 |
5 | 武谷三男―山田坂仁論争 |
6 | 遺伝学研究小史 |
7 | 武谷三男―駒井卓論争 |
8 | 一九六〇年代以降の武谷の生物学思想 |
9 | ジャック・モノーと武谷三男―現代生物学と弁証法〔ほか〕 |