商品説明
学問が有意性・適切性の審級にさらされ、経済主義的論理への応答を求められる現代において、世界の人文学者はなにを考え、いかなる未来を描くのか。社会的制度としての大学を根源的に問い、さらなる哲学の実践を提示する充実の論集。
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収録内容
1 | 第1部 人文学と制度(ヒューマニズムなきヒューマニティーズ―サイード、フーコー、人文学のディアスポラ |
2 | アメリカ合州国の人文学 |
3 | アメリカの文化戦争にみる「哲学」への問い―「哲学を愛すること」と「ポスト哲学」 ほか) |
4 | 第2部 哲学と大学(大学―知と非‐知 |
5 | 技術と人文主義について |
6 | 特権としての教養―大学の統治と自律をめぐる争い ほか) |
7 | 第3部 人文学の研究教育制度(ポンティニーからスリジーへ―ポンティニーの旬日会とスリジー=ラ=サルのコロック |
8 | 亡命大学―ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ |
9 | フランクフルト社会研究所の歴史と現在 ほか) |