著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
一般に、心理学の研究対象となっている「プライド」。しかしそれに、社会学的に接近することも可能ではないか。自分に「誇り」をもつことは、まさに自他=社会関係のなかで生起する出来事であるから。プライドをもって生きることは、たえず「理想の自己」をデザインすることに等しい。わたしたちにとってそれは、夢か、はたまた悪夢か。プライド―この厄介な生の原動力に、10の主題を通して迫る社会学の冒険。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 自己―はじめに行動がある |
2 | 第2章 家族―お前の母さんデベソ |
3 | 第3章 地域―羊が人間を食い殺す |
4 | 第4章 階級―どっちにしても負け |
5 | 第5章 容姿―蓼食う虫も好き好き |
6 | 第6章 学歴―エリートは周流する |
7 | 第7章 教養―アクセスを遮断する |
8 | 第8章 宗教―神のほかに神はなし |
9 | 第9章 職業―初心を忘るべからず |
10 | 第10章 国家―国の威光を観察する |