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商品説明
敗戦から3・11まで、ふり向けばいつも上を向いて歩いてきた。豊かさと信じたものは、果たして何だったか。戦後、人は何を求め、生きてきたのか。家族・自己・労働に焦点を当て、歌、映画、小説から仕事、暮らし、性、さらには宗教、アニメまでを題材に、60余年の社会意識の変遷を追う。
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収録内容
1 | 序章 “社会意識”とは何か |
2 | 第1部 壊れかけた労働社会(リストラがやって来た |
3 | 雇用ポートフォリオの誕生 |
4 | 職場シンドロームの出現) |
5 | 第2部 家族の変容と個の漂流(戦後家族の願いと戦略 |
6 | 虚の国の旅人たち |
7 | 「強い個」への欲望) |
8 | 第3部 アメリカの夢と影―労働・消費・文芸(日本的経営とは何だったか |
9 | 消費社会の仕組みと気分 |
10 | 村上春樹と対米闘争) |
11 | 終章 「受け入れられない自己」の肖像 |
12 | エピローグ |