商品説明
第32回木村伊兵衛写真賞受賞の『small planet』から7年、待望の新作写真集。地域が培ってきた歴史や文化が豊かに息づくなか、国内有数の工業地帯に属する町には工場が立ち並ぶ。本城直季が撮り下ろしたのは、三重県下最大の都市、四日市。古くから栄える市場町は、軍事産業を経て工業の町へ。そして公害=ぜんそくの町として全国に知れわたる……。この町に暮らす人々は、これから、この町の未来をどのように描くのだろうか。コンビナート、コンテナの積まれた港、単線で走るローカル線、子どもたちの遊ぶ公園、遊園地に作られた大規模コースター、伝統ある地域の祭り……。鳥の目線で、模型のようにとらえられた風景の数々からは、この国の過去と未来が見えてくる。
関連記事
収録内容
1 | 磯津橋―鈴鹿川河口 |
2 | 伊坂ダム―伊坂町 |
3 | 朝明川河口―三重郡川越町 |
4 | 鈴鹿川河口と昭和四日市石油―塩浜町 |
5 | コールセンター―霞二丁目 |
6 | 第1コンビナート―塩浜町 |
7 | 霞ヶ浦北埠頭―霞二丁目 |
8 | 霞ヶ浦ガスタンク群―霞一丁目 |
9 | 日永駅―日永一丁目 |
10 | 南部丘陵公園―日永〔ほか〕 |