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商品説明
両親を、きょうだいを、目の前で失った。戦後を、ひとりで生き抜いた。だが、沖縄はあの頃と何も変わっていない。オスプレイ、米軍基地、集団レイプ...60余年の沈黙を破って、あの夏の童たちが、だれにも語りたくなかった“戦争”を語り始めた。
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収録内容
1 | 第1章 「援護法」という欺瞞(靖国問題と戦争孤児 |
2 | 沖縄戦の心象風景 |
3 | 犠牲者が戦闘参加者に |
4 | 軍用地料と遺族年金 |
5 | ヤマントチュの怒り |
6 | 対馬丸事件の生存者 |
7 | 六五年ぶりの慰霊祭 |
8 | 沖縄と天皇の複雑な関係) |
9 | 第2章 孤児たちの沖縄戦(難航した孤児たちへの取材 |
10 | 「集団自決」で家族を失う |
11 | いまも弟を捜して |
12 | 祖母の腕を斬り落とす |
13 | いまそこにある沖縄戦の傷跡 |
14 | 水だと思って飲んだ血 |
15 | 晩発性PTSD) |
16 | 第3章 「幽歴は私の友だち」(『沖縄戦新聞』の衝撃 |
17 | 「母親に手をかけ号泣」 |
18 | 「戦艦大和撃沈 |
19 | 「お前たち人間か」 |
20 | 和平工作より「国体護持」を優先 |
21 | 伯母と二人で三八年間 |
22 | 創価学会員になった戦争孤児 |
23 | 頭に包帯を巻いた少女の消息 |
24 | 孤児の世話をした元「ひめゆり」 |
25 | 子どもたちは夜になるとしくしく泣いた |
26 | 足手まといの兵隊は殺す) |
27 | 第4章 那覇市長の怒り(神から選ばれし子どもたち |
28 | ウルトラマンとニライカナイ |
29 | 沖縄戦と心の傷 |
30 | 十キロ爆弾を担いで敵戦車に体当たり |
31 | 戦争の爪痕と世代間伝達 |
32 | 沖縄県対米請求権事業協会とは |
33 | 「オールジャパン」対「オール沖縄」 |
34 | 祖父も叔母も沖縄戦で死んだ |
35 | 沖縄は日本の植民地か?) |
36 | 第5章 「集団自決」の真実(「集団自決」の島 |
37 | 生き残った少年 |
38 | 出生地は尖閣諸島 |
39 | 「母は号泣していました」:息もできない話 |
40 | 太陽の子 |
41 | 逝きし世の面影) |