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収録内容
1 | 第1部 転倒の美意識“崇高”の力学園―重昂・漱石・自然主義(風景と感性のサブライム―志賀重昂から夏目漱石まで |
2 | 『破戒』の中の“崇高”―ホモソーシャル連続体の生成と勝利 |
3 | “崇高”の衰微―『野菊の墓』における“性欲”の観念化と“文学”の成立 |
4 | 「雲」をめぐる風景文学論―『武蔵野』の水脈) |
5 | 第2部 異性愛と植民地―もう一つの漱石(『行人』論―ロマンチックラブの敗退とホモソーシャリティの忌避 |
6 | 夏目漱石『門』の文明批評―“異性愛主義”の成立と“帝国”への再帰属 |
7 | 漱石の中の中国―帝国のシステムと『満韓ところどころ』 |
8 | 米と食卓の日本近代文学誌) |
9 | 第3部 近代資本主義の末裔たち―村上春樹とその前後(文学のなかの異性愛主義―その陥穽と攻略・漱石からばなな、江國まで |
10 | 村上春樹『ノルウェイの森』の“語り”が秘匿するもの―出自としての中産階級・「ハツミさん」の特権化 |
11 | 『パン屋再襲撃』―非在の名へ向けて |
12 | 『方舟さくら丸』論―二つの“穴”、あるいはシミュラークルを超えて |
13 | 二つのエクリチュール―ポスト構造主義批評の蓮實重彦的戦略 |
14 | 女性作家の時代へ) |