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商品説明
20世紀後半アメリカを中心にしたラディカル・エコロジーの成果と、西田幾多郎・和辻哲郎の思想の比較検証を通して、仏教的な自然・環境観が明示する“今日的意義”を提起した労作。
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収録内容
1 | 第1章 地球環境問題と近代の思想パラダイム(人間中心主義(anthropocentrism) |
2 | 機械論的自然観 ほか) |
3 | 第2章 ラディカル・エコロジーの生態系保護思想(全体論的な環境倫理の生態系中心主義 |
4 | 人間中心主義的アプローチからの生態系保護 ほか) |
5 | 第3章 ラディカル・エコロジーにおける「自然の価値・権利」論(「自然の権利」論 |
6 | 自然に対する人間の責任 ほか) |
7 | 第4章 西田幾多郎の自然・環境観とラディカル・エコロジー(『善の研究』における人間と自然の問題 |
8 | 後期西田哲学の大乗仏教的世界観 ほか) |
9 | 第5章 和辻哲郎の自然・環境観とラディカル・エコロジー(和辻の仏教倫理観 |
10 | 和辻倫理思想にみる環境倫理の探究 ほか) |
11 | 結章(西田・和辻の自然・環境観に基づく環境思想 |
12 | 自己実現の環境倫理 ほか) |