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商品説明
どうしても解けない謎が、古代史にはある。日本の正史とされる『日本書紀』にも勝者が自らの正当性を訴えるため、偽装されたフシがあちこちにあり、それを敗者の側から暴くために『古事記』が記されたフシもある。数々の論争を呼んできた邪馬台国もいまだ謎に満ち、古代史の重要事件である「大化の改新」も「壬申の乱」も、文献はその真実を記してはいない。だからこそ、常識に縛られていては、古代史の謎は解けない。だからこそ、古代史は面白い。数々の謎を解き明かすため、今までにない視点から古代史を見つめ直した力作。
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収録内容
1 | 第1章 邪馬台国とヤマト建国の謎を糾す!!(古代史の常識を覆した纒向遺跡の謎 |
2 | ヤマト建国の祖は誰か? ほか) |
3 | 第2章 神話と史実をどう判断するのか?(出雲の国譲りと天孫降臨神話の隠された繋がり |
4 | 謎が謎を呼ぶ『日本書紀』と『古事記』 ほか) |
5 | 第3章 古代版改革と反動の歴史が生み出す“闇”の奥(古代史を塗り替えた雄略天皇と継体天皇 |
6 | なぜ物部氏と蘇我氏は仏教を巡って争ったのか? ほか) |
7 | 第4章 壬申の乱と静かなクーデターに隠された野望(兄弟で骨肉の争い!古代史最大「壬申の乱」の謎 |
8 | 古代史の闇が隠された大津皇子謀反事件 ほか) |
9 | 第5章 天平の擾乱にうごめく陰謀(正史も認めた嵌められた長屋王と祟りに怯える権力者 |
10 | 聖武天皇豹変の謎 ほか) |