著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
啓蒙的合理性からの必然的帰結としてあるテクノロジーの僭主支配と市場の暴走、総力戦とテロリズム、これら近代的理性の陥穽の結果としてある対立構造を、対話と討議の弁証法によって打ち破る新たな政治哲学を提示する。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 政治哲学における「理論」と「実践」 |
2 | 第2章 和解性と弁証法的合理性―ヘーゲルの三位一体論解釈と合理性批判の限界 |
3 | 第3章 社会の哲学としての人倫の哲学 |
4 | 第4章 社会理論と経済学批判の哲学 |
5 | 第5章 ヘーゲルとレオ・シュトラウス |
6 | 第6章 シュトラウス=コジェーヴ論争について―コジェーヴとシュトラウスの弁証法理解をめぐって |
7 | 第7章 近代的弁証法と古典的弁証法 |
8 | 第8章 シュトラウス政治哲学における「三つの抗争」 |