商品説明
震災後に一度は言葉を失った詩人が、礫の先にある光を目指して、いまこの世界を這い上がろうとする。自らと、そして世界に突きつける言葉の刃。希望はあるのか、絶望しかないのか。詩の言葉の絶対を疑いながら、素手で掴みとった真実の詩。
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収録内容
1 | 俺の死後はいつも無人 |
2 | 終わらない遠近 |
3 | 逃亡 |
4 | 深夜に大型バスがもはや頭の中で激しく横転したままだ |
5 | 百年の鯉 |
6 | 春と棘 |
7 | 震災ノート |
8 | 廃炉詩篇 |
9 | 誰もいない福島 |