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商品説明
フーコーのテクストを丹念に追いながら、彼が諸著作・諸論文において展開した「権力‐知」についてのさまざまな批判的分析を、一貫したやり方で、かつ明晰に理解。そこから「批判理論」とでも言えるものを抽出し、その哲学的・思想的な可能性を吟味した。
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収録内容
1 | 第1章 『狂気の歴史』と思考の可能性―フーコー・デリダ論争をめぐって |
2 | 第2章 『言葉と物』における他者の思考について |
3 | 第3章 『知の考古学』における言表/言説の実定性について |
4 | 第4章 『知への意志』から『快楽の活用』へ―フーコーの「自己の倫理」の問題系と「権力‐知」批判 |
5 | 第5章 ローマ帝政期における自己への配慮と批判的知の問題―古代倫理をめぐるミシェル・フーコーの比較研究について |
6 | 第6章 ミシェル・フーコーの批判理論―いわゆる規範的問題をめぐって |
7 | 第7章 ミシェル・フーコーの比較文明論―境界からの批判的思考の可能性について |
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