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商品説明
福島第一原発にほど近い双葉高校。大震災により日常生活が失われ、勉強への不安を抱える高校生に、早稲田大学生がボランティアで学習支援に乗り出した。勉強合宿を通じて心をひらきあう彼ら。福島の状況に心を痛め、将来は故郷の役に立ちたいと願う高校生の姿に、大学生もまた、自分の現在と将来を問い直す。3.11後、私たちはどう生きるべきか―自分たちの道標を見つけようと精一杯にもがく、等身大の高校生と大学生の物語。
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収録内容
1 | 1部 福島の高校生に起きたこと(「自分たちの校舎にはもう戻れない」―東日本大震災と原発事故 |
2 | 「それでも勉強がしたい」―大学生ボランティアの合宿準備 |
3 | 「誰かに応援されている自分がいる」―2011年勉強合宿 |
4 | 「自分には一緒に頑張る仲間がいる」―2012年勉強合宿) |
5 | 2部 大学生が向き合ったこと(たかひろ“就活問題”に取り組む―「仕事を通じて社会にどう役に立ちたいのか」 |
6 | ゆうひ“権力問題”に取り組む―「見えない権力に風穴をあけたい」 |
7 | ゆうこ“格差問題”に取り組む―「東北のひずみを伝える役割がある」 |
8 | まあや“被曝問題”に取り組む―「世界がつながって自分の中に降りてきた」) |