武器輸出だけでは防衛産業は守れない
桜林美佐/著
桜林美佐/著
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商品説明
コスト削減を目標に導入された「競争入札制度」が日本の国防力を弱めている―防衛装備品はコスト以上に、要求性能を満たすことが重要だが、現行の調達制度では研究開発に熱心な企業が価格競争で敗れてしまう。このままでは十年を経ずに日本の防衛技術力は取り返しのつかないほど弱体化するだろう。大手企業から町工場まで、生産現場の声を聞きながら、これからの防衛産業のあり方を提言する!
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収録内容
1 | 第1章 これからの防衛産業(防衛産業をとりまく状況 |
2 | 購入と整備の逆転現象 ほか) |
3 | 第2章 武器輸出と共同開発(安易な武器輸出・共同開発論議を警戒せよ |
4 | 日本を元気にする輸出と共同開発を ほか) |
5 | 第3章 諸外国の防衛産業(主要国の軍事産業の状況(二〇一〇年時点) |
6 | F35戦闘機を導入するための覚悟とは? ほか) |
7 | 第4章 防衛産業をめぐる諸問題(「装備優先」か?「人優先」か? |
8 | 技本と産官学の連携 ほか) |