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商品説明
対人恐怖でナマモノ嫌いの「知の帝王」、でも、制御不能の科学技術や、戦争に向かうナショナリズムを前に、なすすべもなく立ちすくむとき、世界を知り尽くし、変えようとしたサルトルの言葉が、鮮やかによみがえる。
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収録内容
1 | 1 知の万能人の仕事(ほらね、君が現象学者だったら―現象学に目覚める |
2 | 存在はふいにヴェールを剥がれた。―存税はの吐き気 ほか) |
3 | 2 私とは誰か―サルトルの思考1(われわれは...次第に存在の二つの型、すなわち―「存在」とは二種類しかない |
4 | 実存は本質に先立つ―人間に本質などない ほか) |
5 | 3 存在とは何か―サルトルの思考2(あらゆるものが生きているように見えました。―生命への嫌悪 |
6 | 吐き気、私はそれこそが―『嘔吐』の世界 ほか) |
7 | 4 他者の顔―サルトルの思考3(いかなる瞬間にも―他者の眼差し |
8 | “対比”存在は、私の自由の限界であり、―捉えきれない対他存在 ほか) |
9 | 5 世界へ―サルトルの思考4(いつか人間たちが自分の足下に―若き日の確信 |
10 | 大戦前夜の狂暴な一時期を通じて―捕虜収容所の経験 ほか) |
11 | 6 書くこと、そして人生(彼自身が認めていた真の優越性...は、―書くためだけに生きる |
12 | 私の父が生きていたら、―超自我n喪失) |