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商品説明
患者教師や人望ある知的患者が、療養所から渡々追放されている。...隔離する側は、彼らの何を恐れて不可解な「危険」を選んだのか。療養所外「社会」のインテリが権力・金・地位の幼稚な価値に迎合して特権に埋没した後も、療養所の知識人は困難且つ地味な自由への闘いを担い続けてきた。...この特権から最も遠い生き方、誠実さは、一体どのように育まれ維持されたのか。そして彼らがどう教育に関わったのか。
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収録内容
1 | 第1章 「奇妙な国」(隔離する必要はなかった) |
2 | 第2章 患者教師と子どもの発見(園内通用学力 |
3 | 療養所における子どもの発見 |
4 | 民主化と特効薬と予防措置 |
5 | 予防法闘争と患者教師と派遣教師 |
6 | 患者教師と分教室自治 |
7 | ピカイチの授業と普段着の派遣教師 |
8 | 隔離の「空洞化」と最後の子どもたち |
9 | 新良田教室の失敗 |
10 | 予防法廃止と療養所の知性) |
11 | 第3章 追放された患者教師(隔離と追放 |
12 | 癩病院の屋根の赤旗) |