天皇の短歌は何を語るのか 現代短歌と天皇制
内野光子/著
内野光子/著
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商品説明
近現代において、天皇の短歌には政治的メッセージが潜んでいる。1945年8月以降の昭和天皇の短歌作品が日本の戦後政治史とどのような関係を持ったかをたどり、天皇の数少ない直接的な発信手段とみなされる「短歌」がその時々の政治権力とどのように呼応しあったのかについて考える。
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収録内容
1 | 1 天皇の短歌は何を語るのか―その政治的メッセージ性(昭和天皇の短歌は何が変ったのか |
2 | 象徴天皇の短歌、皇統譜と護憲のはざまで ほか) |
3 | 2 勲章が欲しい歌人たち―歌人にとって「歌会始」とは(勲章が欲しい歌人たち |
4 | 芸術選奨はどのように選ばれたのか ほか) |
5 | 3 メディア・教科書の中の短歌(短歌の「朗読」、音声表現をめぐって |
6 | 竹山広短歌の核心とマス・メディアとの距離について ほか) |
7 | 4 『ポトナム』をさかのぼる(小島清―戦前・戦後を「節をまげざる」歌人 |
8 | 『ポトナム』時代の坪野哲久 ほか) |