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商品説明
『菜根譚』は今から四〇〇年以上前に、中国の洪自誠によって書かれた随筆で、前集・後集合わせて357語録からなります。内容は、端的にいうと「君子としての心の在り方と身の処し方」、つまり真っ当な人生の過ごし方が説かれています。その訓えは、そのまま日常の実利に通じており、現代の社会で大過なく生きる知恵がいっぱいです。本書は全語録から特に心に残る33語を厳選し、興福寺貫首が読み解いています。ぜひ、あなたも心に残る清言を見つけ、人生の指針としてください。
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収録内容
1 | 悪の中にひそむ善、善の中に巣くう悪―前集六七 |
2 | 一歩を譲るゆとりこそ、後でものをいう―前集一七 |
3 | ひまな時にこそ、いざという時の心構えを。そして、忙しい時の心のゆとり―前集八 |
4 | ささいなことだから、といって侮らない―前集一一四 |
5 | まずは、人目につかない心から―前集四八 |
6 | まちがいに気づいたら、そのままにしない。すぐに手当てだ―前集八六 |
7 | どんな時も、本来の自己を信頼する―前集一七二 |
8 | 君子の三戒―前集八五 |
9 | なにごとも、耐えてこそ成る―前集一七九 |
10 | 気概こそ人生―前集九〇〔ほか〕 |