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商品説明
民主化後の台湾政治はいかに展開したのか。平和的民主化の完成によって、台湾では「改革の父」と呼ばれる李登輝。台湾人アイデンティティを向上させたものの機密費流用などの不祥事で人気を落とした陳水扁。若きリーダーとして期待されつつも格差社会を解消できずに苦しんでいる馬英九。三代の総統とその時代を描く、待望の台湾政治外交史。
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収録内容
1 | 第1部 李登輝政権時代―一九八八~二〇〇〇年(蒋経国の死去と李登輝総統の誕生 |
2 | 改革を迫られる李登輝政権 |
3 | 李登輝の対中政策と台湾の国内環境 |
4 | 平和的民主化の達成と両極化する台湾政局 |
5 | 中国のミサイル演習と台湾の総統直接選挙―李登輝のピーク) |
6 | 第2部 陳水扁政権時代―二〇〇〇~〇八年(陳水扁総統の誕生―政権交代 |
7 | 陳水扁総統の再選 |
8 | 陳水扁による宋楚瑜の中国への派遣 |
9 | 陳水扁ファミリーの汚職と総統選挙) |
10 | 第3部 馬英九政権時代―二〇〇八年~現在(流動化する台湾内政と日米中台関係 |
11 | 馬英九政権に突きつけられた代表性矛盾 |
12 | 中台経済協力枠組み協定締結が投げかけた波紋 |
13 | 台湾をめぐる安全保障 |
14 | 二〇一二年総統選挙前夜と馬英九再選の要因 |
15 | 総統選挙で問われたものと台湾の国際法的地位 |
16 | 台湾政治外交の今後の行方と日本の役割) |