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商品説明
主語・述語からなる文と、文を連ねた言説との間には、意味や文脈情報において大きな違いがみられる。言語活動の全域に迫るには、語・文から言説にまで分析対象を拡大し、同時にことばを操る人間のふるまい・認知・価値観・社会文化・時代相などとの関係を考察する必要がある。そうしてはじめてことばに埋め込まれている話し手の思いや主張を正確に把握することができ、諸言語間の普遍性や多様性を知ることができる。
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収録内容
1 | 第1章 ソシュールと時枝の対立点から何を学ぶか |
2 | 第2章 言語分析いろいろ |
3 | 第3章 言語とは何か |
4 | 第4章 言語は何のためにあるのか |
5 | 第5章 構造と機能 |
6 | 第6章 日本語と言語類型 |
7 | 第7章 言語表現とコンテクスト |
8 | 第8章 情報の役割:その光と影 |
9 | 第9章 ことばが力を失ったあと |
10 | 第10章 言語分析への提言 |