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商品説明
思想の巨人たちが残した闘いの跡を独自の観点からとらえ、今この時代の危機を問う。
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収録内容
1 | 序 忠誠と幻視のはざまで |
2 | 1 三人の異端審問がはじまる(俺は何か悟ったような気になったぜ(一九三三年)埴谷雄高 |
3 | 生涯を賭けてただ一つの歌を(一九四一年)花田清輝 |
4 | おれが讃辞と富とを獲たら捨ててくれ(一九五四年)吉本隆明) |
5 | 2 異数の世界におりていく(花田清輝よ、そこには厳粛な愚劣があった(一九五六年)埴谷‐花田論争 |
6 | ぼくは拒絶された思想としてその意味のために生きよう(一九五七‐六〇年)花田‐吉本論争 |
7 | 死者の数を数えろ、墓標を立てろ(一九六二‐六四年) |
8 | 俺たちは彼らを“あちらの側”に預けてあく(一九七二‐七五年) |
9 | 資本主義は勝利することによって、資本主義はすべてに勝利する(一九八四年)吉本‐埴谷論争) |
10 | 3 “帝国”はけっして滅びない(二〇一三年) |