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商品説明
軍部が国策決定に大きな影響を与えた昭和戦時期、日本海軍はどのような政治的特徴を持ち、日中戦争の拡大や対米戦の開始、終戦の決定にいかなる役割を果たしたのか。米内光政、高木惣吉ら海軍将校の行動を分析して、首脳部と中堅層の対立関係などを解明する。陸軍を抑止できなかった海軍組織の特質を探り、昭和戦時期の政治史研究の深化をめざす。
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収録内容
1 | 戦時期の政治史研究における海軍 |
2 | 第1部 戦時期の海軍の政治的特徴(海相就任前後の米内光政 |
3 | 第一次日独伊三国同盟交渉における海軍 |
4 | 調査課によるブレイントラストの設立とその影響 |
5 | 対米開戦決定の政治過程における海軍) |
6 | 第2部 終戦の政治過程における海軍(東条英機内閣末期における海軍の倒閣運動 |
7 | 小磯国昭内閣における海軍 |
8 | 対ソ和平交渉決定過程における米内光政 |
9 | ポツダム宣言受諾前後の米内光政) |
10 | 戦時期の政治過程における海軍 |