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商品説明
大阪府南部・和泉市の丘陵上に、弥生時代の大規模集落がみつかった。二重の環壕にかこまれたムラは、「魏志倭人伝」など中国史書に記された「倭国乱」と結びつけられ、軍事的・防御的集落とされた。はたしてその実態は?考古学的調査研究からその実像に迫る。
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収録内容
1 | 第1章 あらわれた大規模弥生ムラ(膨大な遺物整理をまかされ |
2 | ニュータウン開発で全面発掘 |
3 | あらわれた大規模な弥生ムラ) |
4 | 第2章 「倭国乱」とのかかわり(高地性集落、軍事施設説 |
5 | 多様化する高地性集落論 |
6 | 変わる弥生時代の暦年代) |
7 | 第3章 山住みムラの実態(遺物からみたムラの実態 |
8 | どの時期のムラなのか |
9 | ムラの構造の特徴 |
10 | 高地性集落論と観音寺山ムラ) |
11 | 第4章 変わる弥生社会像(弥生都市論と大規模集落 |
12 | 小地域社会の動向) |
13 | 第5章 高地性集落の実像(東アジア全体の「戦い」 |
14 | 高地性集落の実像 |
15 | 遺跡から社会を考える) |