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商品説明
3.11で専門家に対する信頼は崩れた。その崩れた信頼の回復のためにいま求められているのは、専門家と市民をつなぐ「パラレルな知性」ではないか。そのとき、研究者が、大学が、市民が、メディアが、それぞれに担うべきミッションとは?「理性の公的使用」(カント)の言葉を礎に、臨床哲学者が3.11以降追究した思索の集大成。
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収録内容
1 | 第1章 問い1―科学のエシックス(どんな専門家がいい専門家? |
2 | トランスサイエンス時代の科学者の責任 ほか) |
3 | 第2章 問い2―大学のミッション(だれかの代わりに |
4 | “代弁”という仕事 ほか) |
5 | 第3章 問い3―コミュニティの課題(フォロワーシップについて |
6 | ボランティアという文化 ほか) |
7 | 第4章 問い4―メディアの役割(「政治」と「政局」 |
8 | イデオロギーの時代 ほか) |
9 | 第5章 右肩下がりの時代に(「右肩下がりの時代」をどう生きるか? |
10 | 「聴く力」と「待つ力」) |